職場にあるプリンターのトナーはおかしい。2か所入れるところがあって、片方がなくなってももう片方があるから、大丈夫、印刷はできると思っていたら、どうやら、片方しか認識していないらしい。何のためにトナーがふたつあるのか意味が分からない。でも、どうしたらいいのかもわからないのでまだそのまま使っているが、困っている。
今回は、アフィリエイト広告における“最初の一歩”について考えてみる。
先般に提示した通り、アフィリエイト広告成功へのアプローチは次の計算式で表すことができる。
「IMP×CTR×CVR×承認率=成果件数」
「IMP」から始まって、「CTR」「CVR」「承認率」それぞれの掛け算である。獲得効率向上の為にはそれぞれの数値を高めていけば良い。実にシンプルだ。
簡単に言うと、
(1)掲載媒体数を最大化して IMP を向上させて
(2)魅力的な画像バナー、テキストバナーを用意して CTR を向上させて
(3)商品/サービスの魅力を余すことなく伝えるために、かつ、離脱を防ぐために LP を作り込んで CVR を向上
させれば良い。これだけで間違いなくコンバージョンは増加する。※承認率は出稿する媒体選定(入口)から商品/サービスの提供状況(出口)によって左右されるため、ここでは割愛する。
さて、広告主・ASP がどうやって「掲載媒体数を最大化」しているのかと言うと、一般的には
(1)提携に対してインセンティブを付与する
(2)掲載に対してインセンティブを付与する
(3)提携した媒体の中から抽選で●●プレゼント
などの施策を実施しているようだ。掲載媒体の拡大においてはどれも効果的な施策である。
この「提携媒体数の最大化」についてもう一歩踏み込んでみたい。そもそも、なぜ媒体(=アフィリエイター)はプロモーションと提携するのか。成果報酬に魅力を感じる?提携・掲載に対してインセンティブがついていたから?確かにそれもあるだろう。
ただ、忘れてはいけないのが、媒体は「広告主の商品/サービスに対して魅力を感じる」からこそ広告を掲載する側面を持っている、という点だ。
いくら成果報酬が高額でも商品/サービスに対して興味・理解が無ければ、媒体は何をどう訴求して良いか分からない。結果、提携されないし、提携・掲載されても上手く訴求出来ずじまいで、エンドユーザーに商品/サービスの魅力は伝わらない。当然コンバージョンも発生しない。
インセンティブを投下して媒体の提携数を増やすのは勿論有効な施策だが、同時に、媒体に商品/サービスについてよく知ってもらい、何より興味を持ってもらうことこそが大切だ。
例えばこんな施策はどうだろうか
(1)認知拡大のための(アフィリエイト以外の)広告を展開しておく
(2)媒体運営者へ向けてセミナー・体験会を開催する
(3)媒体向けにプロモーション紹介(≒商品/サービス紹介)の LP を作る
(1)(2)は多大なコストとリソースがかかるのでは?と心配になるご担当者も多いだろう。確かにそうだ。それでは、(3)はいかがだろうか。LP を作りこむのが難しいのであれば、現存するエンドユーザー向けのページを流用して、媒体向けの情報から成果報酬などを記載するレベルでも構わない。LP 内の“購入”のボタンを“提携申込”に変えて完成だ。これぐらいであれば、(1)(2)と比較して実施のイメージも湧くのではないだろうか。そして、作った LP を媒体へ提示すれば“媒体へ向けた提携・掲載を目的とした訴求”の完成である。
媒体の提携数増大のためだけに LP を1枚作るなんて…と思わずに、ぜひお試し頂きたい。LP は商品/サービスの魅力を伝えるものだ。商品/サービスの魅力を伝えるのはユーザーに対してだけではない。媒体にも同様に不足なく伝えることが重要だ。そうして、媒体自身が商品/サービスのファンになってくれれば、広告主は非常に心強いパートナーを得ることになる。
「媒体≒エンドユーザー」という観点を持つ。これこそが、最初の一歩だ。
冒頭で紹介した計算式「IMP×CTR×CVR×承認率=成果件数」を用いて言うならば、「IMP」の前からアフィリエイト広告の最適化は始まっているということだ。「IMP」の前には、「ASPに登録している媒体数×提携率×掲載率=掲載数」という計算式が隠れている。
もちろん、プロモーションの展開方法によっては、戦略的に掲載媒体数を絞る場合もあるだろう。その際でもやはり、媒体が商品/サービスのファンになってくれれば、それがプラスに働くことがあってもマイナスに働くことはないはずだ。
一部の ASP では100万を超える媒体が存在する。その媒体群にどれだけ掲載出来るか。つまり、どれだけ商品/サービスのファンを作れるか。最初の一歩に立ち返ってアプローチ手法を見つめ直してみても良いだろう。新しい展開が広がるかもしれない。
記事提供:株式会社ネットマーケティング
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